今回の工事は、「以前に別業者さまが行った膨れ補修工事が再び膨れたので、直してもらいたい」とのご相談を頂き、様々な建物条件に対応可能な「オルタック標準手塗り工法」で施工させて頂きました。

▼施工内容
▽防水層撤去：まずは既存の防水層をすべて撤去。

▽シール材打ち込み：土間目地からの漏水を防止するために、ウレタンシールを打ち込み。

▽下地処理：下地との密着性が強い「カチオン系下地調整材」を使用し、シート貼り準備。

▽下塗り：シートとの密着性を高める、プライマー(接着剤)を塗布。

▽目止め：シートを貼りウレタン材で目止め(シートの隙間をふさぐ)。工事をしている間、急な雨が降った場合の漏水を防ぐ対策です。

▽脱気筒取り付け：シート下の空気をぬく為に脱気筒を取り付け。これによりシートの膨れを防ぎます。

▽中塗り(1回目)：ウレタン防水材1回目塗布。

▽中塗り(2回目)：ウレタン防水材2回目塗布。

▽上塗り：トップコート材（ウレタン保護材）を塗布。

▽施工後：膨れ補修施工完了。

環境に配慮した材料を使用しましたので、近隣の方に御迷惑をお掛けしないよう、施工いたしました。