品川区 Hアパートベランダ防水工事

オーナー様より、2階、3階住人様のお部屋の室内壁紙(クロス)に漏水跡があるとのご相談を受け、現場調査、防水工事させて頂きました。
▼室内クロス・冊子周り漏水部
品川区アパート室内クロス・冊子周り漏水部
品川区Hアパート建物概要
・ 3階建て、9棟、ベランダ6つ
・ 屋上ポリウレタン防水
・ ベランダポリウレタン防水
▼今回の施工要領

 
施工期間2日(クリックで施工後へ移動)

▼施工前(平場)
品川区Hアパート防水工事施工前①
▼施工前(天端)
品川区Hアパート防水工事施工前②
日や雨、風化により既存アスファルト防水層(ポリウレタン)が劣化しております。
 
▼冊子廻り下部(幅木はばき) 写真部分の突起物(レイタンス・凹凸)が確認出来ます。
詳細はこちら⇒突起物(レイタンス・凹凸)について
突起物(レイタンス・凹凸)
▼冊子廻り下部拡大写真
冊子廻り下部拡大
▼立ち上がり突起物(レイタンス・凹凸)撤去中
突起物(レイタンス・凹凸)撤去中

 


ケレン清掃
ケレン清掃
突起物(レイタンス・凹凸)を全て撤去。一見、綺麗に見えても砂粒などが沢山あります。
(撤去作業はその後の仕上がりに影響する重要な作業です。)

 


▼養生(マスキング)
養生(マスキング)

 


プライマー塗布
プライマー塗布

 


シーリング工事(使用材料変性シリコーン2液タイプ)
▽幅木(はばき)
シーリング工事幅木(はばき)
▽立ち上がり
シーリング工事立ち上がり
▼シーリング工事施工後
品川区アパートシーリング工事施工後

 


ウレタン防水層 1層目
ウレタン防水層 1層目①
ウレタン防水層 1層目②

 


ウレタン防水層 2層目
ウレタン防水層 2層目①
ウレタン防水層 2層目②

 


トップコート(仕上げ)
トップコート(仕上げ)

 


施工後(施工期間2日)
品川区アパート防水施工後①
品川区アパート防水施工後②

 


突起物(レイタンス・凹凸)について

今回の施工では既存立ち上がり部分、幅木(冊子周り下部分)に突起物(レイタンス・凹凸)が確認できました。
2014_07_22_20
突起物(シーリング材量・ポリウレタン材料)を撤去せずに防水いたしますと、劣化も早くなる為、「防水の手抜き工事」といえる状態です。
防水の品質を上げる為には基本であるケレン清掃は重要です。

 

防水膜・防水層劣化について

雨(酸性雨)、紫外線などで劣化してしまいます。
5年に1度メンテナンス(塗り替え)は必要です。フッ素入り防水材や劣化しにくい材料を使用するとコストは上がりますが長持ちいたします。
工法、使用材料によりメーカー保証書がございます。
弊社も施工完了の際に保障をつけさせて頂きます。
安心の材料メーカー保証
施工内容によって異なりますのでお問い合わせください。

 

防水のメンテナンスについて

防水効果は5年以上大丈夫ですが(ベランダ、バルコニー防水)それでも7年、10年絶対に大丈夫ですとは言い切れません。
基本的な考えとして防水層トップが劣化するとウレタン防水層が露出いたします。
ウレタン防水層が2層でも3層でもトップが劣化して防水層が露出してしまうと後は時間の問題です。
今回の施工ではウレタン防水層の下に改質アスファルトシート(自着シート)を使用していません。
参照:品川区バルコニー防水工事
仮に自着シートを用いたとしても、露出してしまい劣化してしまう可能性はあります。
ですから、トップ材料にもよりますし天災(地震など)で1年で劣化(亀裂)によりメンテナンスが必要になる場合もございます。
目で見て気にかかる事や場所(箇所)が施工後にありましたら、お気軽にご相談ください。