港区「T邸」バルコニーウレタン防水工事

今回の工事はオーナー様から老朽化したバルコニーの改修工事の依頼を受けアスファルト防水の既存を撤去し通気ウレタン防水を施工することになりました。写真は既存層を撤去しているところです。▼
バルコニーウレタン防水施工前
撤去後モルタル材を使用しマットを貼る為の下地を作ります。▼
モルタル下地
下地が出来上がったらマットとの接着を強化するためのプライマーをムラなくたっぷりと塗り込みます。▼
プライマー塗布
次にマットを貼っていきます。端から約5㎝離します。良く転圧しないと後から膨れを起こします。▼
マット貼り
マットの空気を逃がし膨れを防止する脱気筒を取り付けます。▼
脱気筒
改修ドレンを取り付けます。漏水の原因になりやすいドレンもしっかり補修します。▼
改修ドレン取り付け
続いて入隅シール(コーナーシール)をウレタンシール材を使い打ち込みます。漏水しやすい箇所は徹底的に処理をします。▼
ウレタン打ち込み
立ち上がりとマットにかぶせるようにメッシュ(ガラスクロス)を貼ります。立ち上がりの層に厚みをつける為と強度を増すために貼ります。▼
メッシュ貼りつけ
ウレタン1層目を塗布しす。入隅の塗り忘れが無いように均等に塗り込みます。▼
ウレタン1層目
ウレタン防水材2回目塗布。2回塗ることで層に厚みが付き強度がより増します。2回目なので仕上がりに気を付けて塗ります。▼
ウレタン2層目
最後にウレタン材を保護するためにトップコートを塗りむらなくたっぷりと塗り込み仕上げていきます。雨の日に滑らない様にチップ(珪砂)を混ぜて塗ります。▼
滑り止め材塗布
施工完了です。工期は5日間。▼
バルコニーウレタン防水施工完了
今回も環境に配慮したウレタン材を使用致しました。周囲の住民様のご理解とご協力を受け問題なく港区「T邸」バルコニー防水施工ができました。