港区「Tビル」【1】チェアゴンドラによる外壁調査作業

今回は外壁改修工事を行う予定をしているビルの事前調査(どのくらい直すところがあるか)を行いました。棒のような物は不良箇所を調べる打診棒です。▼

写真はクラック等から浸透した雨水などが原因でおきるエフロ(白華現象)です。建物の北側や日陰にできやすい傾向があります。▼
チェアゴンドラによる外壁調査エフロ
こちらはタイルの目地が老朽化のため雨などでだいぶ削れてしまっています。▼
チェアゴンドラによる外壁調査タイル状態1
サッシ廻りのタイルに亀裂(クラック)がかなり入っています。▼
チェアゴンドラによる外壁調査サッシ廻りタイル
こちらも亀裂が10枚以上みられ亀裂のまわりを打診棒でたたいたところモルタルの浮きが見つかりました。今回の事前調査でかなり広範囲で浮部や亀裂がみつかりました。▼
チェアゴンドラによる外壁タイル状態2
足場を建ててから実際に工事をしてみたら補修箇所があまりなかったでは足場を組むコストがもったいなかったかもとなるかもしれません。足場を組む前に事前の定期的な調査をチェアゴンドラブランコ等で行うことをおすすめします。
このビルの補修工事は進行状況をみながら追って掲載します。