品川区Oマンション【2】開放廊下亀裂補修工事

前回、「マンションの開放廊下から1階に漏水している」との依頼を受け、調査し、ウレタン防水工事を施工開始。写真は下地調整材(エポカチオン)を塗布しています。下地をしっかりと作ることでウレタンの気泡を防ぎ密着性を良くするためです。▼
下地調整材(エポカチオン)を塗布
次にプライマー(接着剤)を塗布します。下地の状態がひどい場合などはプライマーを吸い込んでしまう為、2回塗ります。▼
プライマー(接着剤)を塗布
続いてメッシュ(ガラスクロス)を貼ります。防水材の厚みが付き強度が増します。▼
メッシュ(ガラスクロス)を貼り
ウレタン防水材1回目塗布。材料の色が青いのはトップコート(仕上げ材)を塗る時に、万が一の塗り忘れを防ぐ為です。▼
ウレタン防水材1回目塗布
ウレタン防水材2回目塗布。重ね塗りすることで層に厚みが付き、さらに強度が増します。▼
ウレタン防水材2回目塗布
最後にシリコン系グレイのトップコート(仕上げ材)を塗り忘れが無いように塗布し、仕上げていきます。今回使用した材料「シリコン系トップコート」は、材料価格は少々割高ですが、通常の材料よりも長持ちします。▼
トップコート(仕上げ材)塗布
ウレタン防水工事施工完了。工事期間3日間。▼
廊下ウレタン防水工事施工後
今回は、マンションの廊下ということもあり、オーナー様からできるだけ早く終わらせてほしいとの、ご要望がありましたので、速乾性のある「オルタックスカイEX」という材料を使用しました。
通常は硬化まで1日かかりますが、この材料と今の夏場時期なら、3時間位で硬化しますので、今回お客さまから頂戴したご要望に適した材料です。
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