品川区駐車場塗り床工事

施工物件はトラックの駐車場で、洗車が頻繁に行われる場所です。
その床の老朽化が進み亀裂が多く見受けられ、漏水するかもしれないとの依頼を受けました。
重量が多く、毎日稼働するトラックの駐車場という環境を考慮して、衝撃に強い厚膜タイプの塗り床工事を行いました。

ケレン清掃(凹凸を無くす作業)後、塗り残しがない様に均等にプライマー(接着剤)を塗布していきます。写真を見て頂くとわかりますように、かなり大きい亀裂が走ってます。

まずは大きな亀裂をパテします。下処理をすることにより、防水性が向上します。

砂(滑り止め)を混ぜた塗り床材を、コテで均等に塗布します。

しっかりと乾燥させてからもう一度材料を塗布していきます。塗り重ねることにより強度が増します。

砂(滑り止め)を混ぜた材料をカップガンで均等にまきます。砂を混ぜることで、強度と、床の滑りをなくして、安全性が向上。
さらに、スプレー工法により、手塗りではできない品質の高い防水を実現します。

仕上がりの写真ではありませんが、砂(滑り止め)を塗布した状況です。

最後の仕上げに上塗り材を塗布します。
「塗る」というだけの、単純な作業に見えますが、この仕上げ作業は、職人の経験により、仕上がり具合に差が出る重要な作業です。

駐車場には欠かせないラインを丁寧に描きます。

施工完了。施工期間は3日間。

スプレー工法により、塗り重ねの凹凸がないように、水平なラインを実現し、施工しました。
私たちは、お客様に安心して工事を任せて頂けるように、より一層の努力で、技術向上に取組んでいきたいと思います。